難問の多い料理店
結城真一郎
「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」
「おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件」
「ままならぬ世のオニオントマトスープ事件」
「異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件」
「悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件」
「知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件」
なかなか胸を歪ませるタイトルである。
内容は”ビーバーイーツ”たる配達員が注文を受ける何んとも摩訶不思議な料理店での各話になっている。
とても今っぽい(オジサン構文)題材だ。
一見はミステリー的な話だけど、、トリックと配達員の内情や展開が面白い。
最後の「「知らぬが仏の…」のオーナーの締めが渋い!
「ニーチェの言葉に、こんなものがある。『事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。』と」
是非とも今度、いつ使うのか見当もつかないが、言ってみよう!
何んとも腑に落ちたのか、落ちないのか、、狭間で揺らぐ感じが心地良い。
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