ラーマクリシュナ
堀内みどり 著
ラーマクリシュナ(1836年2月18日 - 1886年8月16日)、本名ガダーダル・チャットーパーディヤーエはインドのヒンドゥー教の出家者、弟子のヴィヴェーカーナンダ(ラーマクリシュナの弟子、後継者)らが創始した宗教団体ラーマクリシュナ・ミッションの宗祖である。
本書ではラーマクリシュナの時代背景、生涯から始まり「ヴィヴェーカーナンダ」「サーラダー・デーヴィー」との出会い、思想
が綴られている。
インドでは古くから「真実は一つ、賢者はそれを様々に説く」と言われていて、ある意味ではインドの宗教的寛容性の理想的根拠にもなっており、ときには、まるで正反対に思える教養や慣習をも包含して、ヒンドゥー教をヒンドゥー教としている理論的支柱とも考えられている言説からきていると思われるがラーマクリシュナはキリスト教やイスラームも体験し、
『宗教と宗教の争いは限定的な真理をあたかも全体的な真理として広言しているにすぎない。』と普遍的宗教を訴え、
『人は過去の自分のカルマが形成してきた自分の性質や善業善果・悪業悪果・自業自得というカルマの法則の因果律に影響を受けていることを自覚しておかなければならない。』
など本書では溢れ出るほどの”金口”(ここでは”金言”ではなく、敢えて)が無尽蔵に積まれている。
何かと話題な”多様性”だけれども、本来の使命を見失っているのではないだろうか、人間の多様な心をすべて受け入れられるような包容力を持つべきだ。
程遠い話だが、渇仰心を持って、生活し【梵我一如】【ニルヴィカルバ・サマーディ】を体験したいものだ。
無知の戯言だ、、が、非常に知識も深まり、素晴らしく薫陶を受けた事は確かである。
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