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癒し 新しいこと

名画に見る「悪」の系譜

名画に見る「悪」の系譜
名画に見る「悪」の系譜
中野京子

”悪”とは何かを定義することは不可能である。
本作のあとがきにもあるが、『悪は相対的、且つ時代や国によって変わり、悪を規定するのは時の権力者で、そもそも「絶対悪」の存在は証明できない』とある。
本作は『悪を主題に据えた画家がそれをどう表現したか』を「動物虐待」「生殺与奪」「暴食暴飲」「裏切り者」「殺人教唆」「虚栄」「ハニートラップ」「悪徳政治家」「死への道連れ」「悪夢」「貧困」「悪を踏む」などテーマに名画が紹介されている。
全て西洋美術の名画が取り沙汰され初めて触れるものばかりであった(ルーブルで見ているはずなのだが、、)が解釈を知ると知らないのでは今後絵画の見方が全然違う事が何よりも発見であった。

キリスト教(主にカトリック)の七つの大罪は「傲慢」「強欲」「嫉妬」「憤怒」「色欲」「貧食」「怠惰」である。
因みに2008年バチカンが発表した新・七つの大罪は「遺伝子改造」「人体実験」「環境汚染」「基本的人権の侵害」「人を貧乏に陥れる仕組み」「極度の富豪」「麻薬」である。

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