右翼と左翼
浅羽通明
自分にも<何となく>でしか理解していない『右翼』『左翼』。
現在、ニュースやネットなどで取り沙汰されているのだが、
<この日本を良くしようと思っているのに互いに罵り合っているだけで、左翼、右翼の在り方は?>
<そもそもの発端は何処からの思想だろう?>
と、ふと疑問が湧いてきたのでこの本を取った。
フランス革命から起源とされる「右翼」「左翼」の歴史、日本の自由民権運動での思想、現在の政治にまつわる「左ー右」、宗教における思想の存在。とても分かり易い内容であった。
絶対的に信奉も排斥もする必要がなくなった現在、信念が無くなったのではなく、新しいイデオロギーが生まれているのだと思う。
『右』『左』と分けず、【理念】を持った思想になっていければ理想である。
「だったら本作品を手に取るな、、」と自分でツッコミを入れつつ…
追記「あとがき」のイタリアの思想家のジャン・バティスタ・ヴィーコ『学問の方法』の話、ヴィーコが思想史に名をとどめる諸家のうちで最も頭が悪いとされる挿話、は非常に興味深かった。
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