おやじはニーチェ
認知症の父と過ごした436日
高橋秀実
作家さんとその父親のノンフィクションの話なのだが、
作家さんならではの切り口、考え方で宗教的な観点もあり、まるで哲学書の様であった。
「認知」とは一体なんなのか?認知症と診断されていない自分達との区別はどこなのか?
存在論・「もの」「こと」との相違の部分など、思惟深い内容だった。
最後の次元の捉え方のズレの解釈は非常に腑に落ちた場面だ。
あと、作者や、周りの人の温かさがとても印象深く、ほっこりした部分も忘れてはいけない。
冒頭に『90歳以上になると過半数が認知症です。認知症になることが正常で認知症にならないのが異常ともいえます。』とある。
いずれ自分も含め、大切な人が【認知症】と診断される日に向けて記憶しておきたい内容である。
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おやじはニーチェ







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