「読まなくてもいい本」の読書案内
知の最前線を5日で探索する
橘玲
題名から、ネガティブな感じで”読まなくてもいい本”をディスるものかと思っていたのだが、作品を進めていくにつれ、かなり印象が変わった。
20世紀半ばから技術的進化で人々の価値観が移り変わっていく中(現在も飛躍的に新しい技術が発表されている)「人文学」「社会科学」など哲学は「知のパラダイム転換」に値し、古いパラダイムで書かれた本を読んでも費用対効果に見合わないとの見解であるのだが、「複雑系」「進化論」「ゲーム理論」「脳科学」「功利主義」と丁寧に以前の発表された本の要点、おいしい所を抜粋して書かれている為、とても有意義な本だ。
その上、各章の終わりには丁寧にも”ブックガイド”まで記載されていて勿論、今後読みたい本はメモッた。
特に「ゲーム理論」は非常に興味ある分野だ。
今後発展していくであろう”知のパラダイム”を虚心坦懐で受け入れて、効率的で衡平で合理的な「よりよい世界(ベターワールド)」をつくっていかなくてはいけない。
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