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癒し 新しいこと

百年法 下

百年法 下
百年法 下
山田宗樹

『うわ~、(読み)終えてしまった。。』これが読後の感想だ。
(最後の章は牛歩の様に行ったり来たりしながら読んだ。)
<上巻><下巻>に分かれており、かなり長い作品だったのだが、展開が早く、慮外、望外で、嘱望しながら次の頁を捲っていた。

<HAVI>という不老不死の技術が日本に導入される。
永遠の若さを手に入れる事ができるのだが、それにより老人がいなくなり、新しい血が社会に入ってこないという問題が起き(その他の問題もある。)たので、「百年法」という手術を受けてから百年で死なないといけない法案を通じての国民の反対、デモ、闘争が起きる。
政治家や官僚ととても個性的な登場人物が作品を盛り上げていく。
また、政治家だけではなく、色々な身分の登場人物が見えない程の細い糸を紡んでいき徐々に太い糸になって繋がっていく。

このような荒唐無稽な話、と思いがちだが、現実の日本も危機に面していると思う。
最後の「ケン」の演説で
『自虐的で冷笑的な言葉に酔う前に、その足で立ち上がってほしい。虚無主義を気取る余裕があるなら、一歩でも前に踏み出してほしい』は同調する。
自分の国を未来の為、按じていかなくてはならない。

純粋に面白かった!
非常に人におすすめしたい本な事だ。

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